灯台もとテラス

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2023.10.11

エネシフミートアップvol.2 ゼロカーボン×教育×水×エネルギー

エネシフ湖北では、『ゼロカーボン×⚪︎⚪︎』をテーマに様々な分野の人が集まり話し合う

エネシフミートアップという企画を行っています。

↓前回はこちら

6/24(土)、エネシフミートアップvol.2として、

『ゼロカーボン×教育×水×エネルギー』を長浜市西浅井町で開催しました。

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今回は、スペシャルゲストとして呉高専の及川先生

教育コーディネーターの余島さんを広島からお呼びしました。

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まずは、及川先生からの導入のお話。

及川先生は水素が関わる健康やエネルギー、においの識別センサー、植物発電システム等、

幅広く研究されているとのこと。

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(及川GPTと呼ばれる。アイデアを投げかけると、技術面の解説をすらすらといただけます。)

その中でも、本日のテーマに関して興味深いのは、植物発電

植物が育つ土壌や水に電極を挿しておくだけで、発電ができる、という夢の技術。

植物と共存する微生物が生命活動を行う際に放出される電子を利用しているとのこと。

お話を伺ったあとは、われわれエネシフ湖北の大定番、百聞は一見に如かず。

さっそくフィールド(田んぼ)に出かけます。

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とても簡単な装置を試しに田んぼに埋め込みます。
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こんな感じです。

すると、先端の小さな電球が…

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光った!!

写真では分かりづらいですが、小さな光を灯しています。

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(さらに田んぼを歩き、どんな使い方があるかアイデアを膨らませます。)

植物発電という技術を使って、生活や工場に必要な電気を発電するというのは現状では難しいかもしれません。

しかし、『植物があれば、簡単な装置で発電ができる』ということには、さまざまな可能性を感じます。

そして何より、可能性を検証するこの過程自体が、実験のようにワクワクにあふれていました

例えば、イベントのライトアップを緑豊かな植物を使って発電できるとしたら…

なんだか楽しそうじゃないですか?人々の関心も集まると思います。

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最後に、教育コーディネーターの余島さんから、これまで実践してきた教育事業のことを説明。

長浜のゼロカーボンに向けた取組においても、教育・人材育成は、大きな柱の一つ。

これから長浜でも主に教育の分野でコラボしていきます。

このように、多様な分野の方々と垣根を超えてワクワクできる、

そんな可能性を感じるエネルギー業界であれば良いと思います。

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最後に、恒例のゲリラ炊飯。

「おいしい」は最高の笑顔を引き出しますね!

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エネシフ湖北では、次回もさまざまなテーマでミートアップを行っていく予定です!

今後の活動にもご期待ください。

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