活動内容

伊香高校断熱ワークショップ~当日編2日目~
こんにちは!
前回に引き続き、学生ライター2人がお届けします。
↓1日目の様子はこちら!
今回は伊香高校断熱ワークショップ2日目の様子をご紹介します。
2日目(12/15)
2日目は1日目の作業に引き続き、ベニヤ貼り等の作業を行いました。
2日目のあいさつで
「慣れてくるとけがをしやすいので気をつけよう」
と内山さんがおっしゃっていたことを生徒のみなさんも真剣に聞いて、作業に熱心に取り組まれていました。

作業開始
2日目も1日目と同様に4班に分かれつつ、作業の続きを行いました。
▪️スタイロフォームの据え付け
▪️中空ポリカ、カット、設置
▪️サッシ組み立て、据え付け
▪️ベニヤ貼り
スタイロはめ込み
1日目から行っていたスタイロフォーム(断熱材)を壁に沿って組まれた木枠にはめ込む作業がついに終わります!

サーモグラフィーで断熱効果を確認!
サーモグラフィーで断熱効果を確認しました。
サーモグラフィーとは、表面の温度を可視化するもので、赤いほど温度が高いのですが、
断熱材があるところとないところの色の差が歴然と分かります!

FLIR©️
サッシの組み立て、据え付け

1日目と比べると手際もよく、
みんなで協力して作業する場面が増えました!
木製サッシは木枠を組み立てるときにインパクトドライバを使いますが、
ねじを上手に回すときは、音で判断するそうです。
(ねじが空回りしていると音が全然違いました!)
ベニヤ貼り
後半戦はベニヤ貼りです。スタイロフォームをはめ込み終えた後、その上からベニヤ板を取り付けていきます。

ついに完成!




インタビュー
岡尾宗一郎さん(岡尾.s建築)、富山昌彦さん(伊香高校 教諭)、伊香高校の生徒の方にインタビューしました。

Q「ワークショップの感想をお願いします!」
A「最初はうまくいくのか不安でした。作るだけではなく、生徒のみなさんに教えてあげられることが大切だと思います。」
Q「学生さんに対してどんな思いがありますか?」
A「まずは作業を楽しんでほしいです。そして、大工の仕事を好きになってもらいたいです。また、作業ひとつひとつの工程を自分なりに考察して、学生側からの提案も欲しいです.」

Q「ワークショップの感想をお願いします!」
A「最初はできるのか不安でしたが、いろんな人の協力やご提案に支えられ,無事に二日間やり通すことができてよかったです。」
Q「学生さんに対してどのような思いがありますか?」
A「エネルギー問題は避けては通れないものですので、生徒たちに自分ゴトとして捉えてほしいです。そのためにも、このワークショップが環境を考えるきっかけになればと思います。生徒たちにはさまざまな選択肢があり、良い暮らしをしようと思った時に断熱を選んでほしいと思います。」

Q「ワークショップの感想をお願いします!」
A「ドリル作業が楽しかったです」
「勉強がしやすい環境を自分たちの手で作り出せてよかった。」
「難しい作業もあったが、協力して作業ができて楽しかった。」
「作業で疲れたが、教室が温かくなったと感じる。」
最後に記念撮影!

学生ライターの感想
初めての経験で慣れない作業も多かったと思いますが、一人の怪我も無く終わることが出来ました。
学生の皆さんが真剣に取り組んだ結果だと思います。
また、私たちの生活を少し変えるだけで、こんなにも変化があることを経験できる貴重な機会であったと思います。
そしてそのような貴重な機会は、本当に多くの人の協力があってこそだということを知ることができました。
学生の皆さんには今回の経験を地域の担い手として、ぜひ色々な人に伝えてほしいなと思います。
私も未来の環境・地域を担っていく者として、改めてできることをやっていこうと思います!

灯台もとテラスは地域でウズウズ、ワクワクしている人にスポットライトを当て、新しい火を灯すお手伝いをするプラットフォームです。